2010年6月21日月曜日

視点

今日、新たなメンバーが、入社された。
なんか、空気がふっと変わる。

その変わった空気というのは、新しいことに出会って、
なじむまでの少しこそばゆさちょっとした緊張感だ。

人も、組織も、そのような感覚を通して、状況に対応することで、
活性化され、成長していくのだと思う。

今回、ご入社された方は、自分に、直接関連する業務以外なので、
面接には、ノータッチで、今日が、初顔合わせだ。

出社された後、メンバー間で、軽く自己紹介をしあって、
仕事の流れを説明した後、面接を仕切ってくれたメンター役と、
担当するお客様のクリエイティブを取り仕切っているディレクターと、
僕と、新人さんと、4人で、ランチにでる。

ランチを食べながら、ざっくばらんに話していると、
落語が趣味だと言う。

へぇー。
そうなんだ、へんな驚き。

それを、受けて、
「実は、高校時代、落語サークルを立ち上げていた。特に、寄席文字が好き。」
とディレクター。


江戸文字(寄席文字含む)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B1%9F%E6%88%B8%E6%96%87%E5%AD%97


ふーん、そんな趣味があったんだ。

新しいメンバーとのちょっとしたきっかけを通して、
今いるメンバーの新しい一面を見ることができてよかった。

これは、新しい視点を通して、現在ある対象物を、
別の角度から、見直すことにも通じる。

それは、思わぬ発見を導き出してくれることがある。

新しい人が、早くなじみ、でも、あるところではなじまずにいれくれることで、
その人なりの視点を通して、今まで、当たり前だとされてきたことを、
違った角度から、やり方をうまく変えることができれば、
組織は、今より強くなれると思うのだ。


新人さんに、そんなに、過度に期待するのも、どうかと思うのだが・・・。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

 人生は生きがたいものなのに

 詩がこう たやすく書けるのは

 恥ずかしいことだ。



 六畳部屋は他人の国

 窓辺に夜の雨がささやいているが、



 灯火をつけて 暗闇をすこし追いやり、

 時代のように 訪れる朝を待つ最後のわたし、



 わたしはわたしに手をさしのべ

 涙と慰めでにぎる最初の握手。

Unknown さんのコメント...

人生が生きがたいものなのは

きっと あなたが やさしいからなのでしょう。


詩がたやすく書けるのだとしたら、

それは、思いが、出口を求めているから。


わたしたちは、互いに手をのばし、

イデアの世界でつながれる。