2014年3月29日土曜日

【生活イノベーションと小さなオドロキ】驚きシリーズ①


経験経済の勉強会に
参加させて頂きました。

一部の事例発表には間に合わず、
二部の懇親会から出したが…。

「経験経済」については、
スターバックスの事例などで、
ご存じの方も多いと思います。

少し荒っぽい言い方をすれば、
「モノ(商品)でなく、
コト(体験)を売り、 
コモディティ、
価格競争から抜け出せ」
ということです。

そこで、経験経済の専門家の
岡本慶一先生から、
「日本は、アメリカのライフ
スタイルを見ていたが、これから
教育、医療、健康など様々な
シーンでの生活イノベーションの
コンセプトを作る時期に来ている」
という主旨のお話を頂いた。

とはいえ、そんな簡単に
見つからない。

岡本先生は、
「有徴記号を見つけなさい」
と仰った。

「有徴記号」とはなんだろう?

僕は、「有徴記号」という言葉だと少し構えてしまうので、
ドラッカーによる
『イノベーションのための
7つの機会』をヒントに、
“オドロキ”を鍵に、
その有徴記号を見つけて
見ようと思いました。

ちなみに、7つの機会は、
以下の通り。

1.予期せぬ成功と失敗の利用
2.ギャップの存在
3.ニーズの存在
4.産業構造の変化
5.人口構造の変化
6.認識の変化
7.新しい知識の出現

すると、大小の“オドロキ”が、
結構ありましたので、
ピックアップして見ました。


①電気シェイバー、臭くない。

親父が使っていた時代の
電気シェーバーって、
ついた匂いが取れないんです。

それがトラウマというか、
その「経験」があったので、
使うのに躊躇していました。

一部で講師も勤められた中西さんに
使わない理由を聞かれて、
「電気シェーバーに対する
トラウマの存在と現在の進化」を、知り、少しオドロキました。



②小1息子が行方不明に!(◎_◎;)

皮膚科に行った後、調剤薬局へ。
忘れ物を取りに戻るので、
「待っておく」ように指示。

しかし、戻ると息子が
いなくなっており、
警察まで巻き込む一騒動に…。

⑴言ったことが伝わってない。

物理的に聞こえなかった?
聞く態勢でなかった?

→意思確認の重要性に改めて気付く

⑵薬は、子どもに渡される。

親子で来店したので、
てっきり、親にしか
渡されないものと認識。

ここの思い込み(見誤り)は、
大きかった…。

もちろん、薬局サイドには、
そちら側の言い分があるのも、
わかります…。


⑶子供の服装等案外覚えてない。

服の色、形状、身長など、
即答できないものですね…。

⑷約4kmの距離を子供一人で帰宅。

車で通る事があるも、歩きは初。

⑸警察への電話は転送される。 

息子発見の報を入れるべく、
110番するも、埼玉県警に着信。

警視庁で捜索を依頼してたので、
その旨を伝えると外線転送。
組織の壁がココにはないんだ…。

⑹捜索してくれた警察官に逢う。

これは、偶然ですね。
連絡を終え、戻ってくる
警察官にお礼が言えました。




③カーブスさんのツールが秀逸

イイトコたくさんあるのですが、
特に「届け方」が良いですね。

B3を4つ折にして、8ページ仕立の
フリーペーパー風にして、
パンチ穴を1つあけて束ね、
立て看板にかける。

立て看板を見て、健康について
少し気になる、しかし
無料体験迄は少し…という人に
取ってもらい、たっぷり
読んでもらえるボリューム。

「何を」「誰に」「どうやって」
がとてもわかりやすい。

④清潔へのアピールがハンパない!(◎_◎;)

⑤メダル風看板にして技術アピール?

 
⑥先生が、自らビラ配り?
既存客を招待してなかった?

⑦千円カット、休日なのにガラガラ?

⑧パチンコ来店促進、開幕戦と連携?

⑨午前中なのに、10000歩越え!(◎_◎;

⑩これだけ遠くても聞こえる(^◇^;)

⑪音がベタ付け商品。

⑫砂糖&クリームが全然甘くない(>_<)


⑬長女所属の合唱団、
過去にローマ法王(教皇)前で演奏。

⑭名は体を表さず?
東京ドーナツは埼玉生まれ⁈

⑮ 断水エリアがドンピシャ!

⑯宙に浮く電柱。

あと、知り合いの方の肋骨骨折とか
ありますが、逆に驚かなったことは
なんだろうか?


【驚かなかったこと】

桜が咲いていたこと。
SNSで情報を見ていて既視感あった?

既知の情報として格納されている
ものは、違和感がない。

意味付けの揺らぎがない、
いわば、自分の認識との差異がない。

それは、生きていく上で必要な態度の
1つではあるが、感動もしない…。

何事もほどほどに、ということか?

ただ、“オドロキ”をキーに考えると
トラブルさえも、ヒントになる。

これが、自分にとっては、
大きな発見だったかもしれません。

あなたも、身近かなことの中に
オドロキを探してみませんか?



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